冷え性と不妊治療のお話
外はすごい風が吹いていますね。
立春を過ぎて春になったのに、今週はまた雪の予報も出ています。
まだまだ寒いですね。
気温が低いと、手足が冷えやすくなります。
体が十分暖かければ、ちょっとくらい冷えても手足は温かく戻ります。
体は汗ばんでいるのに手足は氷のよう…
手足は温かだけど、お腹が冷たい…
触ってそんなに冷たいわけではないけれど、冷たい気がする、寒気がする…
こんな時に、お体が冷えていますね、ということになります。
病院でいうところの低体温症とは、体の中心温度が35℃以下になること。
雪山で、とか、冬の川に落ちて、とか、そういう場合などのお話で、わきの下で体温計で計っての温度ではありません。
この低体温症は、生命の危機に瀕した状態です。
たいして低くない体温の冷え性は、命にかかわらないから放置していてもいいのか??
冷え性・体が冷えているという状態は、生きてはいけても生命力を無駄遣いしている状態です。
赤ちゃんがほしいと思っている方、特になかなか授からない方は、無駄にしないで生命力を増やしていかなければいけません。
体温が低めの時、肩こりや生理痛などの痛みが出やすく、卵胞の生育もゆっくりめになったり受精卵の生育も悪かったりするようです。
まずは温かい服を着ましょう。徹底的にガードです(*^-^*)
それでも冷えるときは、どうするか?
冷える原因は人それぞれですが、鍼やお灸は自律神経を整えたり血流を促進することが得意です。
ひとり一人の原因をさぐり、必要な経穴(ツボ)に鍼やお灸をすることで、症状は少しずつ改善していきます。
暖かい飲み物を飲んだり、使い捨てカイロを貼ったりするのも、今寒い、という時にはいいのですが、妊活中の方にはお勧めしません。
外からの温度に頼らずに、自力で温度を保てる体を手に入れたいからです。
カイロを貼ると、そこだけ汗をかくこともよくあると思います。
汗をかくということは体を冷やそうとしている反応ですから、残念なことになりそうですね(^-^;
ビッグママ八王子では宿題のお灸ポイントを取っています。
おうちでも頑張ってお灸をしてみてくださいね(*^^)v