冷え性対策
最強の寒波が訪れ、ピークは過ぎてもまだ寒い日が続いていますね。
寒い季節は体温が奪われ、身体が冷えがちです。
なるべく暖かい服装で防御しましょう。
食事も温かいものが美味しいですね。あったかメニューで身体の中から暖まりましょう。
ということで、ほかほかスープを作ってみました。
お野菜をたくさん摂りたいけれど、ビックリするほど高い今日この頃。
比較的お安い人参で、まろやかスパイシーなスープです。
材料は、人参、ショウガ、タマネギ、牛乳、コンソメキューブ、クローブパウダー
野菜を適当に切って、クローブ、コンソメも一緒に鍋に入れ、水を入れて、蓋をして軟らかく煮ます。水の量は野菜の高さの半分くらいで。
野菜が柔らかくなったら、火を消します。
ここに、ひたひたになるくらいの牛乳を注ぎます。そして、ブレンダーでピュレ状にします。
煮るための水が多いと水っぽい仕上がりになってしまいます。
再度火にかけ、好みの濃度まで牛乳を加え、味を見て塩胡椒で調えます。
人参に多く含まれるβカロテンは抗酸化力が強く、アンチエイジングや卵の質に効果があるのではないでしょうか。皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保つので、風邪やインフルエンザの予防にも一役買ってくれそうですね。
βカロテンは、あぶらと一緒に調理することで吸収が良くなります。
牛乳には4〜5%の乳脂肪分が含まれていますし、ほかにあぶらを含んだお料理があるならこれだけでいいかなと、サッパリ仕立てです。
ショウガは生薬としても用いられ、生のものは生姜(しょうきょう)といって発汗により寒邪を払い、解毒作用もあります。つわりや、冷える生理痛には生姜がお勧めです。
蒸して乾燥させた者を乾姜(かんきょう)といい、身体の陽気を回復させて、身体の余分な水分をとります。
そしてどちらも胃をあたためて働きを活発にします。
タマネギは、薬膳では、気を巡らせる働きがあるとされています。胃の機能を高め、血液をさらさらにして、身体を温めてくれます。
クローブは、なかなか個性的なスパイスなので、控えめから試してください。身体を温めて気の巡りをよくしてくれます。
期待できる効果の蘭に帯下や勃起不全とありました。
またクローブには防腐作用もあります。
寒い日には、温かいものはごちそうですね。
栄養をたっぷりとること、その栄養をしっかり吸収できるように胃腸を整えることも大切です。
まだしばらくこの気候が続くようですね。暖かくして、気をつけてお過ごしください。